意識的に生きるためのワーク(おススメ本)

やっほ〜よしだです!

この本には、身体症状に関して、縦横無尽なインナーワークがたくさん載っています!それがとてもよくて、わたしは加速度的に元気になってきたのでシェアします。

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土台となっている「プロセスワーク」は、本書の著者アーノルド・ミンデルさんが70年代に作った心理療法で、ユング夢分析の原理が、身体症状にも当てはまるよ、ということらしい。

で、夜見る夢というだけでなく、『私達の存在の深層で働いている創造的イマジネーションのプロセス』を『ドリーミング』と呼んでいてね、

身体症状に意識を向けていって、自由にイマジネーションを膨らませるのね。そこから、イメージが膨らむにまかせていく。そのイメージこそが「夢の領域」であり、測定は不能だし、合意的な現実からはかけ離れてるけれど、それが自分を動かす原初の見えない力(本では、沈黙の力って書いてる)で、そこにものすごい情報があるよ、と書いてある。

 

タイトルに「宇宙の声」とか書いてあるから、ちょっとなあ…って思ったんだけど、当然これが本屋さんの心理学コーナーで浮きまくってるんですよ(笑)。で、思わず手にとって立ち読みしたら、あ、これいいかもしんない!って思ったのでした。

 

身体症状に微細な自覚を向けていく、そしてつながる世界とは…というところに、量子力学とかナノサイエンスとか、波動関数とか禅とかシャーマニズムとか、タオイズムとか、まあ〜〜いろいろ書いてある!(笑)小難しい話がいっぱい出て来るんだけど、わかったようなわからんような(笑)。わからなくても、ワークはできます。とにかくワークが楽しく、有益に思えます!

 

身体症状は、微細な経験や気付きを、合意的な現実とは無関係のものとして周縁化しているから、気付きを要して出て来るものだって。

だからといって、その経験や気付きから深いところへ広がった時に伝えられる情報は、なにも警告というわけでもないのが面白いです。

ワークを繰り返していくと、困ったものとみなすしかない様々な症状も、多次元的に見ればいい悪いを超えていることがわかってきます。ワークは人間関係もテーマに進みますが、例えば、いま不穏な状況になっている現実は、背後にある微細なエッセンスを周縁化して、もっと広く深い部分でその人と共有している場、エッセンスに気づいていないからだと。背後にある見えない現実では、困った人は相手ではなく自分かもしれない。または、ふたりの可能性を伝えているのかもしれない。そうすると、イヤなヤツなどいない、ということになります。

さらに、属する社会、遺伝、老いや死についての隠れた知性に導いてくれるワークがいっぱいあります。

これをやって劇的に現実が変わったって自覚は正直ないけど、とにかく元気になったし、身体感覚も細やかになった気がするし、からだがどう感じているか気を配るようになったなあ。たしかに、身体の微細なサインに意識的になる、というところは、座禅のようでもあります。とにかく、静寂の中で自覚に焦点を当てる、ということが大事なのね。それは、いまにいる、ということにもなる。

 

病気は治すものというだけでなく、まるで禅の「公案」のように、『意識の拡大(深化)を目的とした、一見答えようのない問いなのだ』って書いてあって、そうかもしれんなあって。わたしたちは、なんにでも意味が欲しいでしょ?症状には病名がついて欲しいじゃん?でもその前に、非常に微細な揺らぎとしてノックしてくる身体の持つ知性に意識的であることが、今後の医療には大事なんだ、って書いてあった。

ワークは、実は最初の方は抵抗があったんだよね。例えば、体の症状に関してあるイメージが湧くと。そのイメージを手を動かしたりして強めていく。メッセージやなんらかの意味がわかるまで、やや強引でもいいからイメージを膨らませていくんだけど、

マインドに意味を付与させたって、それは症状に病名をつけたい欲求と変わらないんじゃないかなって。

で、そういう風に得たイメージは、その人がまた握りしめるドラマなんじゃないのかって。ドラマ増やしたってしょうがなくない?

でもミンデルさんは、それらのイメージもまた現実で、神話だと。あなたの神話を羽ばたかせてくださいって。実際、ワークを全部やったけど、いくつかの印象的なイメージが、わたしを温めてくれこそすれ、エゴを強化する材料には不思議なことになってない気がします。また、老いとDNAの章では、十牛図を用いて、老いとは、個人的な履歴を手放していく(周縁化を行うエゴの死)ことの非合意的意味だと言っています。

本の帯には、「心ある道」を生きるための心理学、とあります。要するに本書は、「意識的に生きる」ことが、どれほど生き生きとしたリアリティを取り戻すことになるか、ということを提示してくれてるのだなと思います。

これほんとおススメ〜。ワーク好きな人は、ぜひやってみてね!